よくある質問

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矯正治療について

矯正歯科の治療後、元の歯並びに戻ってしまうことはありますか?

矯正治療後の歯並びは安定しておらず、元に戻ろうとする力が発生します。そのため、しばらくはリテーナーという保定装置を装着し、歯並びが安定するまで保定しなければなりません。保定期間は、歯を動かすのにかかった期間と同じで、最低2年は必要とされています。また、正しい噛み合わせを維持するには、その後にも年1回は定期検診を受けていただく必要があります。

矯正歯科治療では抜歯が必要だと聞いたのですが本当でしょうか?

矯正治療で歯を動かす場合、歯が動く先にスペースが必要です。スペースが不足している、口元の突出を改善したいなどの場合は、抜歯をしてスペースを確保する必要があります。子どもの頃から矯正治療を始めて、顎の成長を促し、永久歯がきれいに並ぶスペースを確保することで、抜歯を回避できる可能性が高まります。

矯正の治療期間と通院間隔を教えてください。

治療の難易度や歯の動き方などで異なりますが、マウスピース型矯正歯科装置で平均2年程度です。通院間隔も症例で異なりますが、1ヶ月に1回程度はご来院いただく必要があります。

矯正歯科治療は痛いのでしょうか?

矯正歯科治療では、歯を動かすときに歯槽骨が破壊されるため、どうしても痛みが生じます。ただし、矯正治療の痛みには個人差が大きく、中には痛みを感じない方もいます。また、痛みを感じるとしても、1週間程度で治まることが多いようです。

マウスピース型矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)について

ワイヤー矯正よりも歯の動き方が遅いというのは本当でしょうか?

ワイヤー矯正とマウスピース型矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の歯の動き方に大きな違いはありません。ただし、ワイヤー矯正は治療終了まで装着したままですが、マウスピース型矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)は取り外しが可能なため、装着時間を守らなければ歯が動くスピードは遅くなります。

マウスピース型矯正歯科装置は痛いですか?

マウスピースの摩擦力と噛むときにかかる力を利用して歯を動かすので、ワイヤー矯正と比べて歯にかかる力も弱く、快適に治療を受けていただけるでしょう。

マウスピース型矯正歯科装置は本当に目立たないのですか?

薄い透明のマウスピースを使用するため、周囲の人に気づかれる心配はほとんどありません。自分で取り外して周りの人に教える人もいらっしゃるほどです。どうしても気になる場合は、重要なイベントや写真撮影などのときには取り外しておけますので、矯正中の口元が気になる方にも選んでいただきやすい治療法です。

小児矯正について

小児予防矯正はいつから始めればよいのでしょうか?

顔の成長発育を考慮すると、6歳頃から始めるのが適しています。しかし、可能な限り歯並びを悪くしないために、0~5歳に予防ケアを欠かさないことが大切です。当院では、歯並びが悪くなる原因にアプローチする指導プログラムを設けておりますので、まずはご相談ください。

子どもが矯正治療や事前の検査に耐えられるか心配です。

検査や治療の前は優しく丁寧に説明し、納得していただいてから治療を始めます。まずは、歯科医院や治療器具などに慣れていただくことから始め、少しずつステップアップしていきますのでご安心ください。

子どもの矯正治療を行うべき理由について教えてください。

子どもの矯正治療では、顎の成長をコントロールして将来的に歯がきれいに並ぶように促すことができます。上下の顎のバランスを整えることで噛み合わせも良くなるでしょう。もし、大人の歯が生え揃ったときに歯並びが乱れていても、抜歯をすることなく歯並びを整えられる可能性が高まります。